解答1. (D)生まれて1年後頃と、小学校に入学する前頃

解 説

風疹のワクチン接種方法は、過去に何回か変更がありました。現在は2回接種する制度となっています。厚生労働省の調査で、現在39歳から56歳の男性はワクチンの定期接種の機会がなかったので、免疫力を持つ人の割合が少ないので、ワクチン接種を呼びかけています。定期接種対象の子供が2回ワクチンを接種するのに必要な量は200万本ほどで、それに39歳から56歳の対象男性に向けた本数を加えると、3200万本も必要だと試算されています。

解答2. (B)およそ190種程度

解 説

希少ガンの主なものは「口腔ガン」「メラノーマ」「悪性中皮腫」「肉腫」「急性骨髄性白血病」など、およそ190種ほどがみられます。中には人口10万人あたり0.01人という特殊なガンもありますが、「大腸ガン」「肺ガン」「肝臓ガン」等、ガンの全体量における割合は、15~20%がこの希少ガンが占めているという推定データも見られます。問題は、この希少ガンにかかるのは、思春期の人や若い成人に多いということと、まとまった診療データも少なく、それぞれのガンに効力のある治療薬や治療方針も整っていないので、その対策が急がれるところです。

解答3.(B)下部食道括約筋

解 説

下部食道括約筋は胃と食道をつなぐ部分にある筋肉で、何かの原因でちょうど、胃の入口部分を輪ゴムで縛ったような状態になって、食道が狭くなり、飲食物が食道から胃に通らなくなる病気です。食道ガンや胃ガンのように命に直接関わる病気ではないと言われています。治療法としては、喉にゴム製の風船を入れて、狭くなった部分を広げるものと、食道の途中の粘膜を切開して、胃の入口部分にある食道の筋肉を切って緩める手術等があるそうです。

解答4.(A)抜本的な方法はない

解 説

骨が溶ける状態まで進んでしまった場合は、抜本的な治療法は今のところなく、レーザーや超音波等、使用する治療法も現在は研究段階だと言われています。したがて、ひどい場合はインプラントを抜くしかないそうです。インプラント周囲炎を防ぐには、

① インプラントを入れる前に、残った歯の虫歯や歯周病を完全に治す。

② 入れるときは、周囲の骨を増やすなどの治療を行う

③ 清潔に保つ

そのうえで、2ヶ月に1回程度、歯科医院でメンテナンスをすることだと、専門家がアドバイスしています。

解答5.(C) 20代から40代

解 説

人類は元々アフリカの草原を歩き廻り狩りをして進化してきたという動物的歴史があります。つまり歩くことは本能と言えます。健康のためのウォーキングは、自然の中を歩てこそ身体だけでなく、精神面の効果も大きいと、先の泉氏は語っています。空や雲を見て、小鳥のさえずりや風の音を聴く。草花の匂いを嗅ぎ、木の葉に触れる、等をした後、食事を味わう等、日頃の生活で鈍っていた五感がよみがえってきて、明日への活力が湧いてくる効果が望めるそうです。また、有酸素運動であるウォーキングは心臓病の改善、予防に役立つこともわかってきています。

解答6.(A) 多い

解 説

全国の歯科医院の数は厚生労働省のデータによると、2018年末で6万8544軒で、コンビニエンスストアの約5万6000軒を抜いています。かなりの数です。それだけ、口腔にトラブルを持つ人々が多く、それに予防意識の高まりがあるので、このように多くの歯科医院の存在を可能にしているのでしょう。口腔の健康を維持するには、歯の本数だけではなく、噛む力や舌の力を保つことも欠かせません。そのうえ、飲み込む力も大切です。虫歯や歯周病を予防するためには、こまめに歯垢を取り除く必要があります。また、口臭を防ぐには食事のときよく噛んで唾液の分泌を良くするのが有効です。そのうえで、歯を白くするセルフホワイトニングを実行してください、健康と若さと美しさを保つ為に。

解答7.(B) 仏師

解 説

義歯(入れ歯)を作ったのは仏像を彫る「仏師」でした。現在確認できる最も古い「入れ歯」は1538年に70代で亡くなった「願成寺」の尼僧で「仏姫」と呼ばれた人のもので、上の歯の入れ歯です。欧米の入れ歯は、19世紀半ばまで陶器で作られており、食べた物を噛めないものでした。その点、日本の義歯は、実用性に優れており、仏姫の入れ歯は奥歯の部分が擦り減っていて、入れ歯で食事ができた事をうかがえるといわれています。入れ歯を使用して失った歯を補うと、口腔内関係の生活状態の質(QOL)が良くなり、身体的質に加えて心理的なQOLも改善されます。