解答1. (B)およそ4割

解 説

調査の結果、高齢者が痛み止めの薬を使用していたので「高血圧」や「むくみ」が起きていたのに、降圧薬や利尿薬が出されて、降圧剤が効き過ぎて「めまい」を起こしたり「転倒」していたことに気付かず、薬の副作用と考えず、そのような症状に対する薬を飲み続けるという「悪循環」におちいるというケースが多く見られるそうです。対策の一つとしては、使っている薬は必ず医師に伝え、薬は「必要な薬だけ最小限に使用」するなど、医師と患者が適切なコミュニケーションをとり、薬の使用や中断を患者自身で判断しない事だそうです。

解答2. (A)ナス

解 説

ナスの紫色の色素に含まれている、ファイトケミカルの「ナスニン」がコレステロール値を下げ、動脈硬化を防ぐ効果があります。その他、緑葉野菜に多い物質のクロロフィルも有効です。高いコレステロール体質と健康診断で指摘されても、当初は体調に変化がない場合が多いので、適切な対応をしないために、気がつかないうちに深刻なリスクを背負ってしまいがちです。発病してからでは遅いので早めの生活習慣の改善が望まれます。

解答3.(C)10万件当たり100件

解 説

10万件当たり100件と、50代と比べて10倍も多い結果でした。また、内視鏡検査でも胃や食道に出血や穴があいたり、検査前の鎮静剤の投与で呼吸が乱れたりとか、様々なトラブルも見られています。確かに「がん検診」による早期の発見、早期の治療によって死亡率が減少し「異常ありません」といわれて安心するメリットはありますが、一方、検診で必ずしも100%ガンが見つかるわけではなく、また不必要な治療を招く可能性もあると言われています。対策を「官」「民」一体となって、より良い方向を考えるべきだと思います。

解答4.(A)1974年

解 説

この結果、様々な人のアレルゲンの発見が効率的によくなり、今では、花粉、そば、小麦、カビ、等およそ200種類を超える、アレルゲンの特定が可能になっています。

かつて、アレルギーの代表的疾患に「喘息」がありました。「喘息」はアレルギー反応による「炎症」が気道を狭くして正常に空気が通り抜けられないので「せき」や「発作」が起こる病気です。厚生労働省の「人口動態統計」によると、1966年の「喘息」による死亡件数に9113人だったのに2014年には1550人とおよそ6分の1と大幅に減少しています。これも検査機

能の向上に「検査キット」が大きく役立った結果だと考えられます。

解答5.(B) 100ミリリットル

解 説

良い汗をかくには、汗腺を鍛える事で、ニオイ対策にもなり、その上、熱中症の予防にもなるそうです。それには効果のある入浴法をする事です。43度から44度程度の熱めのお湯に、両腕のヒジから先に暖め、その後、両方のヒザから下を10分から15分程温めます。これは一番衰えやすい手や足の汗腺を刺激するのが目的で、全身から汗が出てきたら少し水を入れて37度から38度くらいのぬるめのお湯で、半身浴しこれを毎日続けると」、2~3週間でいい汗をかけるようになるそうです。お試しください。

解答6.(A) 15%~20%

解 説

加齢によって、体力が落ち転倒等防ぐ目的も含め、タンパク質の摂取を増やし、筋肉量を多くして、その上で、適度な運動をする事で内臓脂肪を減らすことを目指したものと言えます。更にその基準によると100g中に含まれているタンパク質は、鶏ささ身が23g、鶏卵が12g、納豆17gとあります。運動としては、別の資料によると、先ず、毎日ゆっくりと20分から30分歩くことから始めて、慣れてきたら早歩きを1分、ゆっくり歩きを2分繰り返して歩き、さらに慣れてきたら早歩きを1分、ゆっくり歩きを1分を繰り返すウォーキングが効果的だと指摘しています。

解答7.(C) 唾液が良く出る

解 説

「瞑想」は古代インドで起こり、それが仏教と結びついて、次第に今日のように広がったものと知られています。瞑想を習慣にすると、ストレスを軽くして自分の事を客観的にみられるようになると言われています。確かに深い瞑想に入ると、唾液の分泌も盛んになり、副交感神経も脳から分泌されるセロトニンの作用でリラックスし、併せて自律神経を整えて循環器関係や免疫力などにも良い効果があります。瞑想をあまり、難しく考えないで背筋を伸ばして目を閉じ、体中から力を抜いて、鼻から5秒空気を吸って、口から8秒かけて吐くという基本がありますが、それにこだわらず、目を閉じて深呼吸すれば良いそうです。

解答8.(A) 約1kg~1.5kg

解 説

この多くの菌がバランスを保っている状態が、健康につながる大きな要因の一つですが、食生活の乱れや様々なストレスなどで、そのバランスが崩れると体の不調を引き起こします。専門家の研究によると、腸内の細菌には3つのタイプがあって、一般的に言われている「善玉菌」と「悪玉菌」の他に「日和見菌」なるものが存在していて「善玉菌」は年齢が高くなる程少なくなり、逆に「悪玉菌」や「日和見菌」が増えて、「消化器関連」トラブルの「肥満」「冷え」、「肌関連」トラブルの「しみ」や「しわ」その他、「うつ病」や「ガン」「アレルギー」等、様々な体の不調に強くかかわっています。予防としては発酵食品や水溶性の食物繊維など摂取し適度な運動など生活習慣の改善が必要です。