シニアになると加齢とともに唾液が減少すると言われています。唾液は口の中の健康を保つ働きがある事は広く知られています。特に唾液の「ネバネバ成分」は口の中の汚れを洗い流す働きがあります。これは唾液に含まれている成分「ムチン」の効果です。その他抗酸化作用のあるリゾチームやラクトフェリン、ペルオキシダ―ゼ等の殺菌で細菌やウイルス等から体を守ります。その他、唾液の分泌量が増えると、虫歯や口臭を防ぐ働きをします。その唾液の分泌を増やすにはよく噛む事です。
では、ここで問題です・・・・・
よく噛むと神経伝達物質が分泌されます。その物質の名前は次のうちどれでしょうか?
(A) ヒスタミン
(B) IGA(アイ・ジー・エー)
(C) C. バンコマイシン
お酒を飲んでもいないのに「赤ら顔」で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。特に女性の場合、その傾向は美的意識のうえからも強いようです。「赤ら顔」の原因で考えられるのは、アトピー、ニキビ、脂漏性皮膚炎、肝疾患等、多く考えられますが、近ごろ「赤ら顔」で痒みはないけれどもヒリヒリとして、その上ほてる感じが強く、不快感を訴える症状の方が多く見られるといわれています。特に、この症状に悩んでいるのは中高年の女性で、その数も年々増加しているというデータもあります。
では、ここで問題です・・・・・
この症状のことを何というでしょうか?
(A) プロレ・シニア皮膚炎
(B) 酒さ様皮膚炎
(C) 毛穴ダニ皮膚炎
ストレスによって緊張したり、疲れたりした時に「ヒフ」から排出されるガスを「ヒフガス」と呼んでいます。一口に「ヒフガス」と言ってもさまざまで、「血液中の化学物質」によるもの、「汗腺から揮発」されるもの、「ヒフの表面で皮脂が反応」したものなど、原因はさまざまです。また、「ガス」に多く含まれている物質も100種類以上あると言われています。さらに「ガス」は、ストレス以外にも体調不良、食事内容、加齢によるものなどが「引きガネ」になり、ガスの物質も一酸化炭素、アンモニア、メタン、水素、一酸化窒素などが複雑に入り混じって、さまざまなガスの臭いとなります。特にストレスによって生じるガスの場合は、主に二種類の成分から構成されています。「ジメチルトリスルフォド」ともう一種類です。
では、ここで問題です・・・・・
もう一種類の成分とは、次のうちのどれでしょう?
(A) ステラクトール
(B) アセトルフォート
(C) アリルメルカプタン
人は1日の24時間に合わせて生活をしています。そして、睡眠と覚醒のリズムや体温、およびホルモンの分泌などを調節しています。その調節をしているのが「体内時計」です。この「体内時計」が働くことで、朝起きると活動的な状態になり、夜になると体が休むモードになって眠りにつきます。もともと人の「体内時計」は、1日の24時間より少し長いのでズレることがありますが、多少のズレは毎日リセットされるので問題にはなりません。しかし、「体内時計」がうまく機能しないで、睡眠のリズムが「ズレ」た状態になると、さまざまな不都合が体に起こります。厚生労働省のデータによると、「体内時計」が狂うリスクとして、(1)睡眠障害(2)高血圧・糖尿病や肥満(3)うつ病(4)集中力の低下ややる気を失う、とあります。
では、ここで問題です・・・・・
「体内時計」のリズムを整える働きのあるホルモンがあります。それは、次のうちどれでしょう?
(A) アドレナリン
(B) メラトニン
(C) ユルチゾル
「風邪です。念のために抗生物質(抗菌薬)をお出ししておきましょう。」この今まで一般的と言われていた処方が見直されています。いわゆる感染症の対策として行われていたものです。感染症には病原体のタイプが二つあります。一つは「ウイルス」で、一つは「細菌」です。抗生物質は細菌による感染症の予防や治療には役立ちますが、ウイルスが原因の感染症には効果が期待できないと言われています。したがって、「風邪」はウイルスによって発症するので、抗生物質は効果がないというわけです。それどころか副作用のリスクもあると言われています。そのうえ、不適切な使用が世界中で広がったように、近頃では抗生物質の効かない耐性菌が増えて、その耐性菌の脅威が問題となっています。抗生物質(抗菌薬)の第一号は結核の薬(ペニシリン)と言われています。
では、ここで問題です・・・・・
ペニシリンを発見した医師はどこの国の人でしょうか?
(A) フランス
(B) ドイツ
(C)イギリス